Ciao!誰もが聞いたことがあるだろうこの言葉くらいしか知りませんでした。私は2年前にイタリア、ナポリにテーラリングを学びに旅立ち、約1年間ほど滞在していました。振り返ってみれば、ナポリに居た間には本当に多くのハプニングや事件、ストーリーがある生活を送っていたと思います。今回より、「M氏のナポリ冒険記シリーズ」と題しまして、ナポリでの生活を私自身も振り返りながら、お伝えできればと思います。

初回は「ナポリという町」ということでナポリとは一体どのようなところなのか、どのような人々、文化が根付いているのかなどを少し書きます。

ナポリはイタリア、カンパーニャ州にあります。ローマ、ミラノに次ぐ、第三の都市で、南イタリア最大の都市です。ナポリ県の県都でもあるナポリ（中心地）には人口約97万人、ナポリ都市圏には約300万人が住んでいます。

ナポリは、まだイタリアが多くの小国に分かれていた頃から植民地化されてきた歴史があり、異国の文化が混ざり合い、今では独特のナポリらしい文化が築けていると言えます。特にスペインやアラブからの影響は大きく、食文化や言葉は大きく影響されています（ナポリ人、ナポリの教授談）。特にナポリ語には滞在時には苦しめられました笑　日本でも有名な「オ・ソーレミオ」や「帰れソレントへ」は実はナポリの歌であり、ナポリ語で歌われています。

ほかにも、ヴェズーヴィオ火山はナポリの象徴でもあり、火山の周辺では真っ赤で甘いトマトやその他野菜がおいしくて、よく中心街のリストランテでも売りにしているのをよく見ます。その他食べ物なんといってもピッツァです。全世界のピザの発祥の地です。マルゲリータやマリナーラは最もクラシックでシンプル。素材の味が一番感じられて好きです。お腹が大変空いてきたので今回はこの辺にします。

ナポリ冒険シリーズ、これからも定期的にお伝えしていきます。宜しくお願い致します。Ciao ciao（同じ言葉を二回繰り返すのもナポリ語の特徴ですね！）