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Pinorso

3-1-3-3F Maizuru,chuo-ku,Fukuoka

TEL.092-287-5630

Sleeve lining (袖裏地)

イタリアより袖裏地が届きました。

左から2つが日本製、右から4つがイタリア製です。ストライプの地の目が縦横逆なのが不思議です。日本製の裏地はモチっと伸びるような滑らかさで、イタリア製の裏地はサラッとツルツルとした滑らかさがあるのかなと私は感じ思います。

袖の裏地は脱ぎ着の良さを左右する部分であり、『肌触りが良く、滑りやすさ』が重要になってきます。吸水性や耐久性も大事になりますが、表生地と違って袖裏地は、古くなり裏地が損傷しても、取り替えができます。

また、ジャケットの雰囲気に合わせた色を選び、夏物の生地なら寒色系、冬物なら暖色系を選び、表地の色合いによって裏地を変えていきます。『色を増やさず、ジャケット全体のまとまり感』を大事にしています。

夏物の生地や、生地自体が滑りやすい場合は袖裏無しという選択もやっております。

Pinorso 向井